長野放送
今年も残すところあと4日。長野市の善光寺では新年を前に国宝の本堂で大掃除に
あたる「おすす払い」が行われました。
「おすす払い」は善光寺が毎年暮れの28日に行います。
頭に手ぬぐいを巻き、マスクをした住職や職員が魔除けの意味を込めた「ヌルデの木」で作った細い棒で畳を叩いて、今年1年に溜まった細かいほこりやチリを除いていきます。
高い天井から吊るされた飾りや仏具にたまったほこりは先端に笹の付いた長さおよそ5メートルの竹の箒や柄の長いはたきを使って丁寧に払っていきました。
大みそかには本堂の前で「お松立て」が行われ、新年を迎える準備が整います。
善光寺では新型コロナ対策として2年参りや初詣は空いた時間に来てもらう「分散参拝」を呼びかけています
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