霧ヶ峰高原で下草などを焼く火事
4日午後、霧ヶ峰高原で下草などを焼く火事があり、現在も延焼していて、消火活動が続いています。茅野市災害対策本部は午後6時、「緑の村」と「車山高原」の2つの別荘地に避難指示を出しました。
【動画で見る】霧ヶ峰高原で下草など焼く火事 現在も延焼中
霧ヶ峰高原で下草などを焼く火事
黒く焼け焦げた山肌。ところどころ赤い炎が見え、大量の白い煙も立ち上っています。
霧ヶ峰高原で午後1時半過ぎ、通行人から「山が燃えている」と通報がありました。
現場は茅野市と諏訪市の境にある「ガボッチョ」(標高1681m)と呼ばれる山の付近で、出火から4時間以上がたった現在も燃え広がっていて、消火活動が続いています。
霧ヶ峰高原で下草などを焼く火事
消防によりますと、午後4時現在で9万平方メートルが焼けたということです。
けが人の情報はありません。
霧ヶ峰高原で下草などを焼く火事
霧ヶ峰自然保護センターによりますと、付近は遊歩道はないものの、写真撮影などのために立ち入る人はいるということです。
茅野市災害対策本部は午後6時、「緑の村」と「車山高原」の2つの別荘地であわせて144世帯、239人に避難指示を出しました。このほか、別荘やホテルなどに宿泊している人も含まれています。
また、霧ヶ峰車山肩駐車場から車山高原SKYPARKスキー場の間の県道「ビーナスライン」が通行止めになっています。
諏訪地域では、5月1日から乾燥注意報が出され、火災が起きやすい気象条件が続いていました。
[/MARKOVE]